看護師の適材適所
看護師の性格として適しているものはあるのでしょうか。多分、優しい性格と言う言葉が最初に浮かびそうですが、優しさだけで勤められる職場かどうか問われたら、そうではないと言うのがその答えになります。
看護師と接する患者の性格はひとつではなく、色々な性格の方がいらっしゃいます。強気な人、弱気な人、人見知りでなかなか自分の気持ちを打ち明けられない人、その逆で何でも話してくれる人。年齢も幅が広く、新生児から老人まで、考えるとどんな職種よりも色々な人と接する職場なのではないでしょうか。
そう言った様々な性格の患者と接するわけですから、看護師の性格も多種多様、それぞれ色々な性格の看護師がいた方が実際の現場は回りやすくなるとは考えられませんか。今の自分の性格では、看護師に向いていない。本当にその考えは正しいのでしょうか。
自分の性格を冷静にリサーチ出来ることは素晴らしいことですが、その性格を職場全体が求めていないとは言い切れません。適材適所と言う言葉があるように、いまこれを読んでいるあなたの性格を必要とする部署が必ず看護師の現場にはあるのです。自分の性格を見つめ直し、今の部署に居場所がないと感じたら転職するのも一つの手です。自分の性格ではとネガティブな考えは消し、必ず現場で必要とされる看護師になることを第1に考えて欲しいです。
しかし、いくら人材不足とはいえ、看護師の転職活動は簡単なものではありません。性格を見つめ直すことも含め、転職活動の準備をしっかりしておきましょう。